座高は高いけれど9頭身

ソース顔ランナーのブログ

サロマ④

④54.5㎞(ホテルグランティアサロマ湖前)〜73.8㎞(サロマ湖鶴雅リゾート前)

54.5㎞地点を出発するとしばらく緩やかな上りが続きます。その後も61㎞付近まではアップダウンがあります。47〜54.5㎞の坂ほどではないのですが、60㎞付近でサロマ湖畔に出た後の61㎞に向かう上りが少しキツイです。

61㎞を過ぎるとサロマ国道とは別れを告げ、キムアネップ岬に向かいます。ここは風が強い箇所なので、ペースが近いランナーの後ろに付いて風除けをしました。サブ10〜11時間台レベルだとここ辺りでは集団がバラけているので、3〜5名のグループを見つけてペースを合わせるといいかもしれません。中盤のアップダウンでダメージが蓄積されているので単独走では結構大変です。

次に誰が名付けたのか知りませんが、【魔女の森】と呼ばれる3㎞程度の木々に囲まれた区間を走ります。サロマで長い木陰があるのは、竜宮台の折り返しコース、魔女の森、70㎞〜鶴雅リゾートに向かう湖畔道路の歩道(通常コースならこれにワッカ原生花園の入口付近が加わるかな?)の3箇所くらいなので、つい森で涼んでしまいます。実際、私は森の中で2度歩いてしまいました。

今回の暑さを振り返ると、暑いのですが過酷というレベルではなかったようです。過去の記録を見ると30℃近いときもあったようで(自分が過去に参加したときはそこまで暑くなく、むしろ20℃届かない日もあった)、そのときは平坦なサロマでも完走率は50%を下回っています。暑さによって難易度がかなり変わるということなんですね。

68㎞過ぎの斉藤商店さんは大会公式のエイドではないと思いますが、何度も参加している人にはお馴染みの場所です。暑いレースのときは冷えた濡れタオル、寒いときは温かい麦茶を提供してくださり、とても助かります。今回も濡れタオルを頂いて汗を拭きます。

この後のさろまにあん(ゲストハウス)さんも毎回屋根の上から旗を振って応援してくれていて「あ~サロマ走ってんだなー。」と感じる場所ですね。

先程の斉藤商店さんの手前で50㎞部門のランナーが合流してきます。サブ10以降のランナーがここを通るときに合流してくる50㎞のランナーのペースはキロ6〜7分くらいで案外似たりよったりです。ランナー密度が上がった状態で歩道を走るので少し注意が必要です。

70㎞を過ぎ左折して、鶴雅リゾートに向かう湖畔道路に入ります。個人的にいつもここの辺りで歩いてダレてしまう傾向(サブ10を達成したときも歩いた)があり、今回も歩きました。斉藤商店さんや69㎞給水所でたくさん補給しているのに何故かいつもそうなります。単に食べ過ぎ飲み過ぎなのか、もし次回参加するときは、改善したいところです。

72㎞くらいから緑色屋根?の鶴雅リゾートが見えてきたので、気持ちを入れ直して走り始めます。

73.8㎞鶴雅リゾート前に到着。毎回ここはそうめん?とお汁粉があり、今回は後者を選択。通常の給水所はバナナ、アンパン、クリームパン、カロリーメイト、白いブラックサンダー?がなので、違うものがありがたいです。

この先のワッカ原生花園は仮設トイレが設置されていますが、数に限りがあるのでトイレ待ちによるタイムロスを避けるため、2回目の小用をここで済ませます。結局、大は出なかったなー。〜20㎞まではキロ毎におならブリブリさせていたのに、不思議です。

ペースは64㎞まではキロ5分台後半で時々走れていましたが、それ以降は早くて6分10秒くらい、歩きが入ると7分台半ばまでラップが落ち込んでいます。ここまで来れば、歩き倒しても制限時間内にゴールできるのは確実で、当初の目標を考えれば満足なんですけど、なまじっか前半をサブ10ペースで来ちゃったものだから、「もったいないなー。練習しておけば良かったなー。」と後悔の気持ちしかありませんでした。