座高は高いけれど9頭身

ソース顔ランナーのブログ

サロマ⑤

⑤73.8㎞(鶴雅リゾート前)〜ゴール

通常は鶴雅リゾートから6㎞ほど東へ進み、JA?の倉庫の辺りからワッカ原生花園に入るんですけど、浸食で崩落して使用できない箇所があるため、ワッカネイチャーセンターを通って原生花園へ向かい、そこから往復するコースに今年は変更しています。事前にYouTubeなどで第2湖口の橋を越えた後(通常なら渡って少しで折り返し、同じ道でゴールへ向かう)に未舗装区間を走るというのは把握していました。

未舗装区間では目の前のランナーが砂利に足を取られ転倒していました。自分も走っていて少し怖かったので意識的に力を入れてバランスを崩さないように気をつけました。

ワッカの細かいアップダウンでは根性がないので何度も歩いてしまいました。海風はキツくなかったと思いますが、木陰が一切ないので日差しが強くて堪えます。被り水をしたり、氷を帽子の中に入れたり対応しますが復活しません。

ヘロヘロになっている終盤で、すれ違うランナーに「ナイスランです!」って励ましの声を掛けたり、心の中で『苦しいのは自分だけじゃない。頑張ろう!』と自分を奮い立たせるランナーはスゴイですよね。マイナス思考の私は『いいなー、まだあの人走る元気あるなー。』『根性が違うんだよね。根性が。』て考えてしまうので。

ワッカの往復コースから抜け出るとゴールまで約7㎞。もう力を入れると怪我しそうな気がして怖くて長く走れません。70㎞くらいから左脚ハムストリングが攣りそうになるので、走るスピードを緩めたり、歩いて誤魔化してきましたが、90㎞以降は左脚を庇って走りすぎたせいか、右膝辺りが痛くなり、歩く時間が長くなりました。「あうッ!」とか声が出ちゃいますし。何とかキロ9分は超えない程度です。ラストスパートをかける周りのランナーに抜かされまくりでした。

ゴールでは女性がゼッケンナンバーと名前を呼んでいる声が聞こえるけど、自分が呼ばているかもわからずゴール(YouTubeでゴールシーンを確認したら、ちゃんと呼ばれてました)。

ガッツポーズしたり、両手を広げるポーズもなく淡々とゴールを迎えました。