最後に大会の感想。
①おもてなし・人の温かさが◎
全国11箇所のウルトラマラソンを走って来たなかではトップ3に入ります(他はサロマ・阿蘇)。
まず大きいエイドが多い。
各大会、給水所は短い間隔で配置しているけど、ここは給食が摂れるエイドが多い。食べ物の種類も豊富。今回はコロナの影響で『個包装』とプログラムにも書いてあったので、手作りの物はゼロと思いきや、ラップに包まれていたけどおにぎりなど明らかに手作り。コロナ対策に厳しい方はダメ出しするかもしれないけど、既製品じゃ味気ない。喜んで食べていました。うどんやそばだって普通に出ていました。
あと地元のおじいちゃん・おばあちゃん・小さなお子さんが、手を振ったり声を出して応援してもらえてホッコリします。そんなの他の大会でも・・・なんですが、例えば野辺山の前半とか、飛騨高山のスキー場あたりとか、人里離れて人っ子一人いないという区間が結構あります。柴又のような都会の河川敷の大会では牧歌的な雰囲気がないですし。
えちごくびき野は峠のない前半、海沿いの終盤は民家が比較的多いですし、峠も間、間に集落があって、住人の皆さんが家から出て応援してくれます。やっぱり地元の人の声援が多いのは嬉しいです。
②コース上の荷物預かりが2箇所
多くの100㎞マラソンは45〜60㎞くらいの地点に1箇所ですが、えちごくびき野は2箇所あります。着替えやシューズ、補給のジェル、飲み物、コールドスプレーなど入れて置くことができて便利です(丹後も2箇所ありますね)。
③アクセスが○、宿泊施設も充分
今回、車で行きましたが、北陸新幹線の上越妙高駅があります。2023年度末(ということは2024年3月)には福井県敦賀市まで延伸するので、首都圏だけでなく関西圏からも行きやすくなります。
宿泊も2000〜2500人くらいの参加者ですので、おそらく参加を決めてからでも予約が間に合うと思います。サロマなんて前年に予約する人が多いから全然取れないし、取れてもスタート地点からかなり遠い所になったりします。(それか高いオフィシャルツアーを選ぶか)。
④10月開催なので暑くない。
大会名を出すのは申し訳ないのですが、9月開催の丹後、今年は32℃でしたっけ? メチャクチャ暑かったようです。
10月も気温が高い年はあるかもしれませんが、ここまではないでしょう。
懸念するのは台風シーズンに重なることでしょうか。4年前は台風で中止になっています。
⑤難易度は?
あくまで自分調べ(経験上の話)ですが、野辺山、飛騨高山、丹後より楽で、秋田よりは厳しいかと。いわて銀河は同じくらいでしょうか。富士五湖は出たことがないのでわかりません。
それなりに大変ですが、フルマラソンをサブ4で走る力がある人なら完走は充分可能です(今回制限時間が14時間だったので、前回までの13時間30分になると微妙。今回と同じなら初ウルトラの人でもハードルが下がって参加しやすいのではないでしょうか)。
⑥隔年開催
毎年開催されないのが少し残念。
久しぶりの参加でしたが、とても楽しかったです。また走りに行きたいと思います。ありがとうございました。