座高は高いけれど9頭身

ソース顔ランナーのブログ

篠山の参加者数に思う


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こんばんは。

篠山を終えYoutubeでゴール付近のシーンをアップしている動画を見ましたが、自分がバタコさん並みにバタバタ走っている姿(アンパンマンの歌詞の世界、アニメでバタコさんがタラちゃんやイクラちゃんのように足音が鳴るのか知らない)を見て、カッコ悪いなーと思いました。

 

で本題ですが、当日受け取った大会のリーフレットを見ていなかったのですが、翌日のネットニュースで参加者数(出走)が4620人と知りました。何か人数少なくない?

大会のホームページを見直すと募集人員が10000人とあります。実際の応募は参加者数より多いと言っても、せいぜい5000人台でしょう。半分しか集まっていない。

過去の記録を見ると、2010年の30回大会は13000人以上の応募があり、その後の大会(〜2016年の記録で)も10000人を超える応募があったようです。前回大会はコロナ明け初で、コロナ対策でエントリー費を上げ、参加人数を抑制したと思いますが、今回は以前に規模を戻して開催するつもりだったはずです。エントリー費も減額していましたし。

でも、人が集まらなかった。

やはりマラソンブームが一段落してお金を出してまで参加するランナーが減っているのでしょうか。マラソンやってる人の大半が中高年だと思いますが、第二次ベビーブームの世代が50代(自分もこの世代のケツのほう)。この年齢になってくるとタイムが落ちてきたり、怪我したりして走ることが楽しめなくなるとか、お仕事が忙しい、お子さんの学校(大学、高校)等の家庭事情でフェードアウトする人も多いんじゃないでしょうか。この年代層が離脱するとランナーの全体数もかなり減る気がします。

あと、これは絶対影響していると思うのが、近年増えた都市型マラソン。関西圏で篠山の開催日に近いのが2/18京都、2/25大阪、3/10びわ湖(都市型じゃない気がするけど一応県庁所在地だから)。圏外でも3/4東京、3/10名古屋ウィメンズと大きい大会が幾つもあります。

都市型マラソンは制限時間が緩いし、沿道の応援はスゴイみたいだし(自分の参加した大会では規模でいうと静岡が最大かな?だから東京、大阪クラスの大都市大会は経験がない)、演出とか派手なんでしょう。大会会場に出展しているブースが多い。参加賞のセンスがいい?とかもあるのかも。

わざわざ遠くて移動時間が掛かり、丘陵とか山を走らされる難易度高めの地方大会と比べるとビギナーじゃなくても参加したくなる要素が多い気はします。

でもこういう状況が続けば、地方の大会は継続できなくなるかもしれません。首都圏に近い'つくば’とか一部を例外として。応募者が多すぎてエントリーのクリック合戦に苦労するのも嫌ですが、参加できる大会が減るのはもっと困ります。

地方の大会の良さもあるはず。都会とは違った自然豊かな景色、地元の子供やお年寄りの温かい応援。エイドにはその地域の特産の物が楽しめたりします。都市型マラソンは参加人数が多いゆえ、荷物預かりからスタート地点まで異様に動線が長く、冬や春先の大会ではスタート前に体が冷えてしまうことがあるみたいですが(ゴール後も同様)、地方の大会はありません。あとエイドで給水や給食が取りやすい(取りそこねて脱水やエネルギー不足になったり、無理に取ろうとして他のランナーに接触、転倒するリスクが低い)。

 

自分の表現力では魅力が上手く伝えられなくて(プレゼンとかできない)、「じゃー地方の大会も出て見ようかな」とはならないでしょうが、篠山は続いてほしい大会なので記事にしました。京阪神からは日帰りで行けますし、大阪とか抽選洩れしたら篠山行こうかな(神戸洩れたから福知山行こうかなでもいいです)でもいいです。参加者数が戻るといいなと思います。

 

皆さん都市もいいけど地方もね。よろしくお願いいたします。