座高は高いけれど9頭身

ソース顔ランナーのブログ

篠山④


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こんばんは。

終盤です。

 

30.6kmの折り返しを過ぎると、やはり向かい風。周りにランナーはいますが、終盤になってくると余力があるなしの差がハッキリしてきます。風除けで付いたはいいが、その人のぺースが落ちていれば自分で前に出なければなりません。前に出るとその前のランナーとは10m以上離れているので、自分の力を使って風の中進みます。

33〜34kmまでは踏ん張っていましたが、そこからはキロ4分35秒を超えてきました。結果報告では「我慢できずにズルズル」と書きましたが、振り返ると脚や呼吸が限界にきていたわけではなく、風を受けた影響で仕方ない面はあります。

ただ向かい風でペースの維持を意識するあまり、エネルギー補給(マグオンのピーチ)を忘れたのはミスでした。スタートしてからエイドでスポドリや水は欠かさず摂取していましたが、エネルギーになるものは野球少年からもらったチョコと17〜18kmで摂取したジェルだけでした。折り返し前の追い風中に摂っておけば良かったです。

35km以降はキロ4分40秒前後のペースになり、ストライドが狭くなっている自覚もありました。それでもまだ動けている。

ところが40km地点からおかしくなってきました。目が少しチカチカしてきたのです。体も重く感じるようになっきました。ペースもキロ5分を辛うじて切るくらいにペースダウン。あれ、ハンガーノックか、とそのときに補給を忘れていたことに気づきました。

沿道からは「ラストー!」とか「あと少し、いけるぞ」とか応援してもらうのですが、ラストスパートする他のランナーに抜かされっぱなし。結局そのままゴール。

結果は3時間13分台(結果報告ではネットと書きましたがグロスの間違いです)。速報を確認したらネットはそれより1分20秒短いタイム。直近1ヶ月だけの練習量で臨んだので、上出来と言えるのではないでしょうか。残り2.195kmの失速がなければグロスで3時間10分台もあったかもしれませんが、そこは努力不足でしょう。

 

ゴール後は着替えた後は、急いで篠山口駅行きのバスに乗ります。隣に立っていた人が脂汗をかいていて、周りの人が「大丈夫?」と声を掛けていて、座っていた人(観光客?はたまた地元の人?)も席を譲っていました。皆さんお優しい。私はただ傍観してましたが。かなり消耗されていたんでしょうね。

 

ゴール後、汗拭きシートで体を拭いていましたが、これから長時間、電車に揺られて帰るにはベタつきが気になるので宝塚で入浴施設に寄りました。


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宝塚駅から武庫川を渡ってすぐにあるナチュールスパ宝塚さん。受付で「脱衣所に給水器がありますので、こちらで給水してください。」と言われ、紙コップを渡されました。2月に健康診断を受けたばかりだったので、何だか検尿カップみたいに見えて、微妙な感覚。お風呂は鉄分を含んだ薄茶色の金宝泉と無色の銀宝泉2種類が楽しめます。有馬温泉の金泉、銀泉みたいな。しかも、こちら入館料840円でフェイスタオルとバスタオルも貸出してもらえます。これまで篠山の帰りはJR中山寺駅近くのスーパー銭湯を利用していましたが、今後、篠山に出場するときはこちらを利用しようと思います。


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もうちょっとベースになるスピードが上がらないと3時間9〜10分くらいで走れたとしても、それ以上にタイムが良くなることはなさそう。やっぱり練習しないと・・・ですね。あと体重も落とさないと。