座高は高いけれど9頭身

ソース顔ランナーのブログ

初マラソンがやってきた

こんばんは。

早速ですが昨日の続きです。

 

小笠・掛川ラソンは現在の掛川新茶マラソンのコースとは少し違うと思いますが、掛川市つま恋(野外コンサートとかで有名?)をスタートした後、小笠町(合併して今は掛川市)の丘陵地帯を抜け、太平洋側に出たら(といっても海沿いは走らない)、また丘陵地帯に戻り、つま恋でゴールするという平坦な道が少ないアップダウンばかりのコースです。ゴール地点のつま恋も最後グッと登っていてキツイですし、あまり初心者向けのコースではありません。

 

スタート前は、とりあえず4時間のペースランナーに付いて行くことを目標にしました。ブロックは予想タイム順だったか覚えていませんが、スタートゲートを通るのに2分近く掛かったと思います。

スタートから下りで周りの勢いに呑み込まれていきます。練習は1人でしかで走ったことがないので、追い抜く人達の速い流れとペースが遅い人達で詰まる所が混在して、コースどりをどうすれば良いのやら。多分、前後左右無駄に動いて体力をロスしていたと思います。

5㎞を通過すると少し混雑は緩和しましたが、まだまだ前半、ペースアップする人が多い状態。自分は付いて行けません。

4月中旬、スタートこそ15℃くらいだったでしょうが、ジリジリ気温が上がって暑さを感じていたし、丘陵地帯に入り始めてペースを上げるどころではありません。

10㎞過ぎても4時間のペースランナーは見えず焦りはありましたが、ゼーハー苦しみながら丘陵地帯を抜けると、下りに入り体が楽になり、ペースが自然と上がります。20㎞手前で4時間のペースランナーを捉えました。

ところが、この阿呆は当初のペースランナーに付いていく作戦をすっかり忘れ、スルスルと前に出て更にペースアップ。キロ5分は出ていたかもしれません。下りのペースアップで調子がいいと勘違いしてしまったのです。練習で20㎞くらいしか走っていないので、後半ペースが維持できるかもわからないのに。

で結局、このペースアップは24㎞までしか持たず、急に脚が重たくなりました。粘って走り続けたものの、28㎞近くでとうとう歩いてしまいました。

その後は4時間の集団に抜かされ、完全に気持ちが切れました。ボランティアや沿道の応援に全く応えられず、歩きと短いランを繰り返し苦しいだけ。ゴールのシーンもほとんど覚えていません。結果は(記録をちゃんと保存していないけど確か)4時間11分台。目標に届かず自分には才能がないと感じました。

でも終わってしばらく経つと、苦しい記憶は何処へやら、また大会に出てみたいと思うようになっていました。ランナーあるあるですね。走力とか全然追いついていないけど、脳だけはランナー気質だったのかもしれません。

 

そして、11月のいびがわマラソン、12月の加古川ラソンと続けて申し込んだのでした。4時間を切る(サブフォーって言葉は当時知らなかった)ために。

 

あと、ランニングシューズは絶対買おうと決めました。何しろ翌日から左足がパンパンに腫れて、4日間、靴がまともに履けませんでした。タイムが目標に届かないのもこりゃ靴のせいだ、そーだ、そーに違いない。

本当は、単に練習不足でフルマラソンに耐えられる脚になっていなかったのが原因ですが、自分に都合のいい理由を付けて納得しないとこんな苦しい運動続きません。